抗がん剤治療の断り方 その1

query_builder 2022/03/03
末期がんセカンドオピニオン

これをブログに書くことは、もしかしたらよろしくないことかもしれません。 ただ、患者さんに訊かれることがとても多いので、医師とのコミュニケーションで重要なことの一つだと考えています。 患者さんの悩みは、どこにあるのでしょうか?  


1 主治医の強引な説得に対抗できない。

2 抗がん剤を断ると今後その病院で診てもらいない。

3 主治医に機嫌を損ねたくない。  


など   第一に考えなければならないことは、主治医ではなく患者さんの身体であるということです。主治医に気を使いすぎて、かえって自分が不利になるのは本末転倒でしょう。

それでは、断り方です。  


1 辛さを訴え、体力も落ちていることを強調する。   

主治医に 「ああ、こんなに体力が落ちているなら、抗がん剤は無理だなぁ。無理にやったら、死んでしまうかもしれない。」と思わせるのがコツです。「先生のおかげでよくなっていると思うんですけど(適当におだてることも忘れずに!) 最近、息が切れて、息が切れて…、ちょっと歩いただけでも苦しくって…。家の階段も登れないんですよねぇ。だから、今回1回だけ、抗がん剤をお休みしたいんですけど…。」 ≪1回だけ≫と言うのがミソです。次も同じ手を使います。 家族が同席して、同様に訴えるのも効果的です。                                                                                                                                つづく

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