MKヨードによるがん治療 その6

query_builder 2022/03/23
末期がん代替医療

ヨードでのがん治療中は、下記のような症状が現れることがあります。


1,全身的発熱

2,局所(がんのある部位)の熱感・疼痛

3,皮膚のかゆみや湿疹

4,口内炎

5,下痢

6,リンパ節の腫れ

7,腫瘍マーカーの急激な上昇


1,2,6はヨードが、がんと闘っていることで起こる反応です。

3,4,5は一種のデトックスといえます。

さて、7が起こるとビックリしてしまう患者さんが多いのですが、これは喜ぶべき

ことなのです。


「腫瘍マーカーとは何か?」を考えてみましょう。腫瘍マーカーは、たくさんの種類が

あります。

例えば、CEA,CA19-9,CA125,SCC,AFP,PSAなど。

腫瘍マーカーは、がん細胞がつくる微量なたんぱく質、酵素などのことです。

本来は、血液検査で測定できるものではありませんが、測定法の進歩により、数値化する

ことができるようになりました。

がん細胞は、細胞内でつくった腫瘍マーカーを、徐々に血液中に放出していきます。

だから、腫瘍マーカーの値が高ければ、がん細胞数が多いと考えられます。


ところが、がん細胞が攻撃されて、短時間に大量に崩壊したらどうでしょうか?

がん細胞内の腫瘍マーカーは、一気に血液中に放出されます。

その時、血液検査をすれば、腫瘍マーカーは大幅に上昇します。

ただ、がんが悪化している(がん細胞の数が増えている)ときも、当然腫瘍マーカーは

上がります。

その鑑別が難しいのですが、体調がよいか悪いかで判断することができます。

ただし、抗がん剤使用中は、体調の良し悪しがわかりにくいので注意すべきです。


                         その7へつづく

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