ＭＫヨードによるがん治療　その１１ | がんの治療を行う医師が病気と闘われる患者さんのためになる情報をご紹介

ＭＫヨードでのがん治療は、内服と点滴があります。（他の方法は後日書きます）

〇内服

最もポピュラーな方法です。「自宅で」「ひとりで」「簡単に」にできるところが

利点です。１回につき、３０mlを２時間ごとに飲むでけです。もちろん、がんの

重症度により、１日の服用回数が決まります。飲めば飲むほど効くものではありません。

「飲んで効く」ということは、ヨードが胃腸から吸収されて、血管内に入り、血流の

流れに乗って目的地（腫瘍＝がんの塊）に到達して効果を発揮するのです。

〇点滴

血管内に点滴すれば、ヨードが１００％利用できます。

以前、内服はマズイことを書きました。しかし、血管は味を感じません。だから、

味を考えずに、ヨード量を増やすことができます。

ただ、点滴は内服と異なり、自分でできません。

代替医療の手法は、点滴できるものは少ないので、ヨードの点滴は強力な武器といえます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その１２へつづく