抗がん剤の副作用

query_builder 2022/05/27
末期がん

今更、抗がん剤の副作用なんて…と思われるでしょうが、はっきりと抗がん剤の副作用を

認識して、抗がん剤治療を受けられている患者さんは、少ないと考えられます。


代表的な抗がん剤として、シスプラチン(商品名:ブリプラチン、ランダ)を見て

みましよう。「今日の治療薬」という医師向けの本があります。

これは、大きな書店やインターネットで、一般の方でも購入できます。そこから抜粋。


シスプラチン

副作用 急性腎不全、骨髄抑制、ショック、アナフラキシー、聴力低下、難聴、耳鳴、

うっ血乳頭、球後視神経炎、皮質盲、脳梗塞、一過性脳虚血発作、HUS、心筋梗塞、

狭心症、不整脈、溶血性貧血、間質性肺炎、SIADH、劇症肝炎、肝障害、黄疸、

消化管出血、消化管穿孔、消化性潰瘍、、急性膵炎、高血糖、糖尿病悪化、

横紋筋融解症、白質脳症、(可逆性後白質脳症症候群含む)、静脈血栓塞栓症、

悪心・嘔吐、食欲不振、過敏症、手足のしびれ、麻痺、肝機能異常、脱毛、血圧上昇など


なんじゃこりゃ~! がん治療に使うシスプラチンが、むしろ病気をつくっている。

もちろん、ここに書かれていることすべてが、ひとりの患者さんに起こるわけでは

ありませんが、可能性はあるということです。

これを見て、抗がん剤を受けようとする患者さんはいるのでしょうか?


「インフォームド・コンセント」のところでも書きましたが、医師はこれらの副作用を

すべて説明しているのでしょうか?

患者さんが、見せてくれる、病院医師の説明書には、

「副作用、100%ある」などと雑な字で書いてありますが、副作用の詳細な説明は

していないと考えられます。

もちろん、抗がん剤を1回やっただけで、死亡する例があることなんか、言わないだろうなぁ。


やはり、医師ー患者間の「インフォームド・コンセント」なんて、成立しないのです。





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