セカンドオピニオン

query_builder 2022/06/03
末期がん代替医療セカンドオピニオン

セカンドオピニオン…つまり、他の医師の意見を聴く…ということですが、これはインフォームド・コンセント同様うまくいっているのでしょうか?


A大学の系列の病院で診断を受け、治療法を提示されたのに対し、他のA大学の系列の病院にセカンドオピニオンを求めるのは、あまり意味がありません。診断・治療ともほとんど同じだからです。


これをB大学の系列病院の医師に、セカンドオピニオンを求めるのなら、意味があるでしょう。


ただし、がん治療に関しては、日本では標準治療で統一されています。

標準治療とは、「日本全国どこにいても、同一の高いレベルの治療が受けられる」ということを主眼に決定されました。(レベルが高いかどうかは、異論もあるでしょうが)

だから、治療はほぼ同じになることでしょう。

セカンドオピニオンを受けた病院は、最初の病院に忖度することも考えられます。


セカンドオピニオンの意義は

1、診断が正しいのかどうか

2、病期は正しいか

3、患者さんの全身状態や年齢を考え、その治療法は妥当なのか

だと思います。


最近は、代替医療の医師へセカンドオピニオンを求める患者さんも増えてきています。

抗がん剤治療もこれだけ長くやっていると、そろそろ日本国民にばれてきているようです。

「身内が、抗がん剤治療で苦しんだ上、亡くなった」などの経験を持つひとも多いものです。


セカンドオピニオン自体は、さまざまな意見を聴くという点で優れています。是非とも自分が納得できる治療を探していただきたいものです。

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医療法人社団鳳龍会

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